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製麺機丸和製作所

たまには仕事関連の話など・・

製麺機と言うのは色々あり粉と水を入れれば麺が出てくる物から、手打ちでそばと同じ行程の手作業の後に切るだけの物まである。値段に応じ出来が云々と言うよりも製麺する人のスキルに合わせて選ぶとなる。因みにチョッとした機械でも価格は400万円程する(笑)

最近街で見かけるさぬきうどん屋「丸亀製麺」は結構な部分が自家製麺で中々のクオリティだと思う。あのレベルを提供するなら自家製麺が必然であろう。

ウチも自家製麺なので「製麺機」を使っている。以前勤めていたそば屋を閉店する際に頂いた物で丸和製作所製「出雲」で平成2年製!製麺機の寿命は部品さえ有ればほぼ永久的に使え40年モンなんてのも結構みかける。

最後に整備したのは10年ほど前でダマシダマシ使って来たのだが、いよいよガタが酷くなりメーカーに部品の在庫を問い合わせてみたら意外とすんなり売ってくれるようなので早速注文。コノ手のメーカって意外と部品の販売を渋り買い替えを進められる事が多いので売って頂けるのは非常に助かる!
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↑伸ばした麺を送るベルトを交換する。手前が新品のベルトだが装着されているベルトは非常に痛んでいるのが分かるだろうか。モンキーエンジンを分解するレベルの整備だ。バラすのは今回で4度目
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↑本体を移動出来るまでにしてカバー類を外す。簡単な解説書が同封されていたがイラストが分かり難い(苦笑)チョッとした工具が有れば分解出来るが、ベルトにテンションを掛けるスプリングの取り外しはスクーターのクラッチスプリング交換用工具が便利だ。
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↑組みあがり後に試運転をして無事終了。カバー類を付けて元に戻す。コノ手の機械はヤタラと厚い鉄板が使われており異常に重いので移動には注意が必要。手が滑り足に落としたら恐ろしい事に・・・・

因みにベルトの価格は送料・税込みで5万程だが、メーカが来てやって貰うと出張料やら込みで十万ほど掛かる。同じ様な悩みを持っている店向けに書いてみたのでご質問など有ったらドーゾです!
4664046801@jcom.home.ne.jp
by 326-3 | 2012-09-12 20:18 | ノンジャンル
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